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お尻の病気、痔瘻になった体験談パート2、『シートン法手術の入院準備』

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入院準備
こんにちは、ねこえいじです。

以前痔瘻(じろう)になり手術を決断する前までの体験談を書きました。

それから数ヶ月… ようやく完治となりました!

当初完治までを1記事で書こうと 思ったのですが長くなりますので、 完治まではもう少し分けて記事にします。 ですので、今回は入院するまでの 体験談となります。 主に入院準備についてとなります。

お尻の病気はとてもデリケートなことなので、 誰にも相談できず悩んでいる人が多いのではないでしょうか?

まだ病気になったことがない人も参考になるよう ありのままの体験談を書いていきますので、 是非最後まで読んで頂ければと思います。

なお、自分は患者としての体験談を書きます。 専門家や医者ではありませんので、 参考程度に読んで頂き、 必要な方は専門医にかかる事をお勧めします。

痔瘻とは

お尻の病気で痔というのは 皆さん知っているかと思います。 ただ、痔にも種類があり、 その中でも一番厄介なのが痔瘻です。 これになってしまうと基本手術しないと 治りません。

紹介された病院での入院準備

専門医への紹介

体験談パート1で書きましたが、 痔瘻初期症状の時は、 かかりつけの病院で診察をしていました。 そこから、大きな病院にいる肛門科の名医を 紹介してもらいました。 名医ともあり、 最初の診察の予約を取るのに、 2~3週間かかりました。

最初の診察

最初の診察は1月22日でした。 先にMRIを撮影し、 それから診察という流れでした。 MRIは専門的なものになりますので、 詳しくはググってもらうか、 病院からの説明を聞いて下さい。

自分の体験だけお話すると、 薄暗いMRIの撮影室に通されました。 指示に従いながら、 うつ伏せになりお尻は丸出しにされました。 薄暗かったですし、 病院側もその辺りは配慮しながらでしたので、 恥ずかしいというのはなかったですね。 狭い洞窟のような所に入れられ、 撮影中は大きな音がしました。 苦手な人もいるそうなので、 耳栓をし、何かあれば中断できるよう ブザーを持たされていました。 自分はそんなに嫌な感じはなかったので、 15分くらいで撮影は終わりました。

その後、 診察室で名医と対面。 MRIの画像を見ながら、 図も書いて下さり、 丁寧に説明して頂きました。 痔瘻でも種類があり、

自分の診断結果は 『5時原発のⅡLS型痔瘻』 というものでした。

ついでといってはなんですが、 パート1の記事で書いていた、 高校の時にできたイボのようなものは 肛門ポリープという事がここで判明しました。 手術も何種類かあるようですが、 自分の場合はシートン法というのが ベストだということで この手術を受けることにしました。 完治には時間が掛かりますが、 肛門機能が低下しないのが決め手でしたね。 手術自体は1泊2日。 ただ驚いたのは、 ガス麻酔で全身麻酔での手術ということ。 『全身麻酔』… そんな大掛かりな手術になるのかと 驚きましたが、先生から 眠っている間に終わるからと 説明を受け、 それなら大丈夫かなと安心できました。

手術日の相談になり、 最短が3月… えっ!2ヶ月後? さすが名医ともあり、 混雑していました。 まあ、これだけこういった病気に なっている人がいるんだ、 自分だけじゃなかったと 感じました。 そして、 手術日は3月17日に決まりました。

手術前にやること

手術前検査

手術をする前に手術前検査 というのが必要になるとのことでした。 ですので、 3月2日に受けることになりました。 受けたものを簡単に説明しますと、

血液検査 これは普通の健康診断と同じで、 腕から血液を採取されました。

心電図 これも健康診断で受けたことある人多いと 思いますが、それと同じ感じです。

肺気量呼吸機能検査 これは自分は初めて受けた検査でした。 普通に呼吸から始まり、 思いっきり吸ったり吐いたり。 全身麻酔する為に受けたようです。

レントゲン これは健康診断と似た感じでしたが、 お尻周りも撮影したようで、 その時はうつ伏せでの撮影もありました。

出血検査 これは耳たぶに恐らく小さな針を刺された ような感じでした。 それで、どの程度で出血が収まるかの確認。

また、麻酔を受けるということで、 翌日に麻酔科の先生から 麻酔についての説明を受けました。 ここでは問診票を書いて、 先生から麻酔についての注意事項などの 説明を聞くだけで終わりました。

入院準備

入退院支援センターで入院についての 説明を受けました。 こちらでは、 入院する部屋を選んだり、 必要な書類、入院から退院までの説明がされました。 朝は何時に来て下さいとか、 食事は前日の何時までとか。 特に入院する部屋を選ぶのは重要なので、 事前に調べたり、しっかり説明を受け、 慎重に選ぶことをおススメします。 病院によって様々な部屋が用意されています。 テレビ、冷蔵庫等が付いてるか付いてないか。 多床室(例えば4人部屋)か個室か。 予算に合わせて、 自分に本当に必要な環境を選んで下さい。 ちなみに自分は1日¥2,200-の 4人部屋。 テレビ、冷蔵庫が使い放題の部屋を選びました。 しかし、 これは後に失敗したなと体験する選択となりました。 これについては次回の記事で詳しく書きます。

書類の準備

手術当日までに記入する書類が いくつかありました。 主に手術に関する同意書なので、 よく読んで不明な点は確認してから 署名することをおススメします。 万が一の場合の身元引受人、 医療費の保証人等、 自分以外の人に お願いをする場合もあります。 よく確認をして、 お願いする場合はしっかり その相手にも理解してもらいましょう。 身内が少ない場合はここで つまずくかもしれませんね。 この辺りは事前に 病院の支援センターに相談をしておきましょう。

入院費

入院、手術となると気になるのが やっぱり費用ですよね。 これも基本的には支援センターで説明が あります。むしろ、説明がなければ こちらから積極的に聞いて下さい。 自分の場合は高額になるということで、 支援センターの方から役所に行って、 『国民健康保険限度額適用認定証』を もらって下さいと言われました。 これがあれば収入に応じて 窓口での負担の上限額が決まっているので 安心です。 自分のケースでは会社を退職し、 国民健康保険に加入していたので、 この手続きになりました。 この辺りも様々なケースが ありますので、よく病院と相談しましょう。

以上が自分が入院手術前に体験準備した事です。

まとめ

痔という病気は誰にでも起こる病気です。 恥ずかしがらず、何か症状がある場合は 迷わず専門医に相談して下さい。 健康あっての人生です。 早く病院に行っておけば良かったと 後悔しないようにしたいものです。 自分は高校のうちに病院に行っておけばと 後悔することもあります。 自分の人生、後悔のないよう 元気に楽しく過ごしたいですね。

次回はいよいよ手術の体験談を 書いていきます。 自分が受けたシートン法という痔瘻の手術についてです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。